身近な脅威は手軽な検診で防ぐ
近年、生活習慣病は国民の健康を脅かす大きな課題となっています。厚生労働省の調査によると、日本人の死因のトップ3は、がん・心疾患・脳血管疾患であり、いずれも生活習慣病に関連しています。
生活習慣病は、高血圧・糖尿病・脂質異常症・メタボリックシンドロームなどの病気の総称で、これらの状態が続くと、心筋梗塞や脳卒中、腎臓の機能低下、失明などの重大な合併症を引き起こす可能性があります。生活習慣病は自覚症状が現れにくく、病状が進行してから初めて発見されるケースが多く、治療が困難になることも少なくありません。