大動脈・血管ドック

大動脈・血管ドックの
ご案内

Aortic and Vascular Dock

大動脈・血管ドック

今からはじめる
「血管の健康診断」

大動脈・血管ドックは、血管の健康状態を総合的に評価する専門ドックです。大動脈瘤や動脈硬化、血管の狭窄、閉塞といった血管に関する様々な問題の早期発見を主な目的としています。

検査を通じて、血管疾患の発症や重症化リスクを評価し、その結果に基づいて、疾患の予防法や生活習慣の改善点などを、専門医が丁寧にアドバイスいたします。

こんな方におすすめ

Recommendation

  • 50歳以上の男性
  • 閉経後でホルモンバランスの変化が気になる女性
  • 高血圧・高脂血症・肥満・便秘などの生活習慣が気になる方
  • 血縁者が大動脈瘤や血管疾患を患っている方
  • 心臓・脳の虚血性疾患のある方
  • 糖尿病を患っている方
  • 喫煙歴がある方

大動脈・血管ドックの役割

Duty

大動脈・血管ドック

01 Duty

大動脈瘤の早期発見

大動脈瘤は症状が出にくく、気づかないうちに悪化する恐れがあります。発見が遅れると血管破裂のリスクが高まることも。当ドックではCT検査を用いて、重大な事態を防ぐための早期発見を目指しています。

大動脈瘤とは

大動脈瘤とは、体の中心を通る大動脈が、ある部分で膨らんでしまう病気です。主に、動脈硬化や高血圧が原因で起こります。風船のようにふくらんで破裂してしまうと命にかかわる病気ですが、ほとんど自覚症状のないままに進行してしまうため、破裂してから発見されることも珍しくありません。リスクの高い方はもちろん、「自分は大丈夫」と思っている方も、定期的な検査で早めに発見し、適切な治療を受けることが非常に大切です。


主な症状
  • 腹部拍動感(脈打つ感じ)
  • 腹痛、便秘・下痢
  • 胸背部痛
  • 声がかすれる
  • 吐き気や嘔吐
発見の対象となる疾患

大動脈瘤以外に以下の疾患も発見することができます。

  • 大動脈瘤
  • 末梢動脈疾患
  • 下肢閉塞性動脈硬化症 など
大動脈・血管ドック

02 Duty

全身の血管の健康評価

大動脈だけでなく、全身の血管の状態を調べることができます。動脈硬化の進行度や血管年齢を知ることで、心筋梗塞や脳卒中といった血管病に関する状態や発症リスクを把握します。早期発見後に、生活習慣の改善や治療を始めることで発症の予防にもつながります。

大動脈・血管ドック

03 Duty

危険因子のチェック

高血圧や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病は、大動脈瘤や動脈硬化の原因になりかねません。当ドックでは、こうした生活習慣から引き起こされる危険因子もチェックします。

大動脈・血管ドック

04 Duty

予防と改善のフォローアップ

検査結果をもとに、医師が経過観察や予防方法をアドバイスします。定期的な検査や生活習慣の改善を通して、危険因子を適切に管理。大動脈瘤や血管病といった疾患の予防、血管全体の健康改善をサポートします。

検診について

About Medical Examinations

問診 既往歴や生活習慣、自覚症状などについて確認します。
計測 身長、体重、血圧(左右)、脈拍を計測します。
採血 脂質検査や血糖値の測定をします。
CT検査 血管のふくらみや石灰化の有無を確認します。※血栓の有無や大動脈解離の詳細は判断できないため、必要に応じて追加の検査を推奨する場合があります。
ABI検査 測定用のベルトを両手両足に巻いて測定し、動脈硬化の程度や血管年齢を評価します。
結果のご説明

CTの画像解析が終わり次第、医師から結果をご説明いたします。
約2週間後、採血や心電図などを含む全ての検査結果をまとめた報告書を、ご自宅に郵送します。
必要に応じて、6カ月から1年後の再検査や速やかな受診をご提案します。

精密検査が必要と判断された場合は、後日、一般診療での再検査となります。

Fee


10,000円(保険外診療・税込)

Duration


受付から約2時間

当日の混雑状況により、時間が前後する場合がございます。あらかじめご了承ください。

ご予約は不要です。
保険証をご持参のうえ、直接受付にお越しください。

当院は愛心館グループの一員です。

札幌市を中心に医療・介護サービスを展開する社会医療法人社団愛心館では、3つの病院(愛心メモリアル病院、愛心内科・消化器科クリニック、愛心循環器クリニック)と、3つの介護施設(介護老人保健施設プラットホーム、来夢ライン、相談センター「レイル」)を運営しています。
急性期医療から在宅ケアまで切れ目のない医療・介護サービスで、地域の皆様の健康と地域医療の発展を支えています。

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