愛心メモリアル病院 透析室のご案内
愛心メモリアル病院では、2001年より人工透析外来を始め、2015年7月より病床数を16床から31床に増床しております。開始当時より、透析患者さんが普通の日常生活を送れるように、また透析中はより快適に治療を行うことを責務として実施してまいりました。親切丁寧、安全で安心な透析療法を心がけております。

透析室の特色
-
透析患者さんの治療を総合的に診ることができます。
当院は、循環器内科、外科以外に眼科、皮膚科を標榜しております。また、呼吸器外来や糖尿病外来を行っております。「透析治療」のみではなく、様々な角度から透析患者さんの状態を診ることができます。 -
透析を専門とする医師が毎日回診しています。
(ア) きめ細かいコントロール(カルシウム、リン、PTHホルモン)が可能 (イ) 透析時間除水プログラムを患者さんの要望や体調に応じて調節 -
オーダーメイドの透析
(ア) 月曜日から土曜日まで、午前、午後、夜間に透析を行っています。 (イ) 透析液が2種類あり、患者さんの状態に合わせた透析液を使用しています。 (ウ) 透析条件を定期的に検討しています。患者さんの状況に応じた透析方法や材料を使用しています。 -
検査は月2回行っています。(血液検査)
(ア) 心胸比を測定し、ドライウェイトを要望や体調に応じて調整します。 (イ) 投与薬剤の種類や量の確認変更を定期的に行うことができます。 -
同施設でシャント造設が可能、シャント不具合にも迅速に対応
(ア) 清浄で設備の整った手術室でシャント対応を行うことができます。 -
専門性の高いスタッフが在籍しています。
(ア) 慢性腎臓病療法指導看護師 (イ) 慢性疾患専門看護師 (ウ) 透析技術認定士 (エ) 透析液の清浄化(アミロイドーシス、手根管症候群の軽減) -
フットケア、リハビリテーションを行っています。
糖尿病は動脈硬化や足病変の重症化が進みやすいとされています。ですので、透析後のフットチェック、フットケアはとても重要です。足病変発症の予防、異常の早期発見・早期治療することで、患者さんのADLやQOLを低下させないようにしています。
また、当院はリハビリテーション室を併設しております。体力の指標である最高酸素摂取量が高い透析患者さんは生命予後が良い事が報告されています。 -
VOD、wi-fi完備(無料)
全透析ベッドにVOD(ビデオ・オン・デマンド)システムを導入しました。透析中にお好きな映画を選んで鑑賞することができます。またwi-fiが使用できますので、データ通信量を気にすることなくスマホやタブレットを使用することができます。
-
透析食のご提供
ご希望される患者さんに対して透析治療前後に透析食を準備しております。管理栄養士が水分、塩分、リン、カリウムのコントロールをし、元ホテルシェフが美味しい食事を提供しております。くつろぐことができるラウンジでお召し上がりください。
-
送迎サービス(Door to Door)
病院からご自宅までの送迎サービスを実施しております。送迎可能地域や時間帯がございますので、ご利用を検討される方は職員にお尋ねください。 -
生活のサポート
生活で何かお困りのことや相談したいことがあるときには、地域連携室の医療ソーシャルワーカーが対応いたします。お気軽にご相談ください。