特定健診とは?
生活習慣病といわれる糖尿病や高血圧症、脂質異常症は、最初は症状がなくても心筋梗塞、脳卒中などの重大な病気につながり、生活の質の低下や医療費の増大を招きます。 特定健診は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目してこれらの病気のリスクの有無を検査し、リスクがある方の生活習慣をより望ましいものに変えていくための保健指導を受けていただくことを目的とした健康診査です。特定健診で生活習慣病の予防しましょう。メタボリックシンドロームとは?
内臓の肥満が要因で、高血圧、高脂血症、糖尿病などが引き起こされる状態です。それらが重複すると、心臓病や脳卒中などの引き金になります。実施について
実施時期:5月~10月実施日時:火曜日 午前 8:30~9:30
特定健康診査の 実施形態:施設型(要予約) ※事前にお電話にてお問い合わせください。
特定健診検査項目
項目 | 検査の内容 |
---|---|
診察等 | 視診、触診、聴打診などを行います。 |
問診 | 現在の健康状態や生活習慣(飲酒、喫煙の習慣など)を伺い、検査の参考にします。 |
身体計測 | 身長、体重、腹囲を測り、肥満度の指標であるBMIも計算します。 |
血圧測定 | 血圧を測り、循環器系の状態を調べます。 |
血中脂質検査 | 動脈硬化などの原因となる中性脂肪やHDLコレステロール、LDLコレステロールを測定します。 |
肝機能検査 | 肝細胞の酵素を測定し、肝機能などの状態を調べます。 |
血糖検査 | 空腹時血糖またはHbA1c、随時血糖を測定し、糖尿病などを調べます。 (随時血糖を測定する場合は、食事開始後3.5時間以上経過していること) |
尿検査 | 腎臓、尿路の状態や糖尿病などを調べます。 |